DOI CHAANG COFFEE
DOI CHAANG COFFEEとは
ドイチャン村
DOI CHAANG COFFEEの生産地であるドイチャン村は標高1,000〜1,700mに位置しており、コーヒーノキ栽培条件には理想的な土壌と綺麗な山水に加えて、雨季、乾季、寒暖差など気候条件も、この土地で品質高きコーヒー豆が生まれる理由です。
ドイチャン村は、タイを代表するコーヒーノキ栽培地なのです。
コーヒーノキ栽培の始まり
昔はゴールデントライアングル(黄金の三角地帯)として悪名高き地域でありました。
1969年、前国王ラマ9世によるプロジェクトによって、この地域の農民は違法薬物種とされる植物の栽培から、アラビカコーヒーノキやその他の代替作物の栽培が始まりました。
栽培経験のない村人は幾度となく失敗が続いておりましたが1983年に、タイ政府機関のサポートを通じて、ドイツやオランダなどの協力支援を受け栽培方法や高品質な豆の追究が進行していくことになったのです。
しかしながら、繊細な植物のコーヒーノキ栽培には労力と時間がかかるために、栽培植物を変える農家もあり、最終的には、コーヒー豆栽培し続けた農家はごくわずかとなっておりました。
当時、タイのコーヒー豆は、市場でもなかなか受け入れられず、ほとんどの農家はタイ国籍のない少数山岳部族の人々であったため、コーヒー農家は、町へ出荷するための輸送手段も無く、輸送業者に買い叩かれることも彼ら栽培者を圧迫していきました。
そんな状況を、救ったのは村人の熱い想いに賛同する人々の支援でした。
2003年に DOI CHAANG COFFEE Original Co. Ltd を設立しました。
同社の主な目的は、DOI CHAANG COFFE生産者が生産のための公正な価格を得るのを支援し、国内および国際的にDOI CHAANG COFFEブランドを開発し、DOI CHAANG COFFEの品質を開発し続けることを目的としました。
DOI CHAANG COFFEE Original Co. Ltd が設立されたとき、村には約1200坪ほどのコーヒーノキ栽培地しかありませんでした。
農民と DOI CHAANG COFFEE Original Co. Ltd との強い決意と協力により、アカ族、リス族を含むドイチャン近隣部族は、コーヒーノキ栽培に一層の団結と向上心を持つようになりました。
その結果として、DOI CHAANG COFFEEは現在、13,465,914坪(東京ドーム956個分)以上の栽培地を誇っています。
環境の面においても、与えられた持続可能な作物の農業化によって、枯れはてた村は、かつての緑豊かなドイチャン村の森林を復活させることにも繋がりました。
ドイチャン村は、高品質のアラビカコーヒー豆を栽培する世界有数の地域の一つとなり、2015年8月には欧州連合(EU)の地理的表示(地理的財産)に登録を認定されました。
様々な世界的認証を得てきたDOI CHAANG COFFEEは、今後も世界で親しまれる品質高きコーヒーとして成長をし続けていきます。
